【びわ】
5月~6月が旬の枇杷は水分を含みとてもおいしい果実ですね。
美容や健康にも良いフルーツのようです。
そんな枇杷ですができれば新鮮でおいしいものを選びたいですね。
おいしいびわの見分け方について紹介したいと思います。
【見分け方】
①果皮に張りがあり産毛が密集しているもの
収穫して日が経ったものは産毛が落ちて表面がつやつやしています。
②左右対称のふっくらとした形をしているもの
ふっくらとしているものは十分に成熟している証です。また、ヘタがしっかりしているものかどうかも見てください。
③果皮が濃いオレンジ色に染まっている
濃いオレンジ色をしているものはしっかりと熟している証拠です。
【保存方法】
びわは完熟に近い状態で出荷されるので追熟の必要がありません。購入したらすぐに食べきるようにしましょう。低温に弱いので常温保存が良いとされています。
【食べ方】
びわは手で皮をむき、果肉の実を食べるフルーツです。皮をむくときは、へそのある方から剥くと簡単に剥けます。種の周りの渋皮には渋みがある可能性が高いので一緒に取り除きます。
【びわの種】
びわを食べていると大きな種が何個か入っていますよね。
つい捨ててしまいがちですが、実よりも栄養素が含まれているそうです。
びわの種を食べやすくする方法があります。
皮をむき、フライパンでいります。
炒ってしまえば皮がついたそのままでも食べられるそうです。
言ったびわの種は比較的食べやすく、癖になってしまう人も多いようです。
10個程度にとどめておいた方が良いという情報もあったので気を付けたいですね(^^;)
【栄養】
びわにはβカロテンの含有量が非常に多く、100g中810mgも含まれています。これは果実の中でもとても多い方です。
【生姜と新生姜】
春先から夏にかけてみることの多い新生姜ですが、普通の生姜と何が違うのでしょうか。普通の生姜はひねしょうがともいわれていますが、新生姜とひね生姜の違いを見た目や旬などから見ていきます。
【新生姜とひねしょうがの違い】
新生姜とひねしょうがに違いは出荷される時期によります。6月から11月になり茎がしなびていもの部分が大きくなってきたころに出荷されるものを新生姜といい、新生姜を貯蔵して翌年になってから出荷するものをひねしょうがといいます。新生姜とひねしょうがどちらも併せて根しょうがとも言います。
新生姜はひねしょうがと違って瑞々しくて生で食べても辛みが少ないです。
そして独特で刺激の強い香りもまだ少ないので、薬味としてではなく、しょうが自体を美味しく食べることができます。
新生姜は貯蔵ができないため、出回るのは5月から8月いっぱいというところです。
【葉しょうがとは】
葉しょうがはまだ小指代のサイズでは茎も枯れずに青々としている段階で収穫され、葉付きで出荷されるものを葉しょうがといいます。葉しょうがは通常遮光状態で栽培され、出荷前に茎元を光に充てて紅鮮色にしてから出荷されます。
【新生姜とひねしょうがの見た目の違い】
新生姜の見た目
新生姜は茎の付け根が鮮やかな紅色をしています。
ひねしょうがの見た目
ひねしょうがは全体に黄色をしていて色は均一です。
【見分け方】
新生姜の見た目
新生姜は白い部分が多く、茎先が鮮やかな赤い色をしたものを選びます。ハリやつやがあり傷やしわ長く、切り口がみずみずしいものを選びます。
ひねしょうがの見た目
ひねしょうがは全体に黄金色で色は均一、ハリやつやがあり、傷やしわがなく滑らかなものが良品です。縞模様も等間隔なものがいいです。切り口はみずみずしくて乾燥していないものが良いです。
【保存方法】
生姜は新聞紙に包んで冷暗所での保存で2週間、冷蔵庫の野菜室に入れて1~2週間保存できます。
【栄養】
①生姜に含まれるジンゲロンは血行促進して体を温める働きがあります。殺菌効果もあるので生ものに添えても良いです。
②辛み成分であるジンゲロールは抗酸化作用が高いことが知られています。また、ジンゲロールは加熱すると生姜オールに代わり、血行促進や脂肪燃焼などの効果があります。
【ごぼう】
独特の風味と食感が特徴的なごぼう。生で食べるのは難しいですが、煮物に加えたり、あえ物にすることでおいしい料理に変身します。意外にも日本以外で食べている国はほとんどないそうです。中国では解熱、責を鎮める薬として使われていて、韓国や台湾の一部でも食べられています。今回はご自宅でおいしいゴボウを食べるために、良いごぼうの見分け方、保存方法をご紹介します。
【歴史】
ごぼうは日本へのトライについては、平安時代、薬用として使われていた中国からという説がある。その一方でより古く、縄文時代の遺跡(福井、青森、北海道)からごぼうの種子が出土しています。
【旬】
ごぼうは1年中出回っていますが、旬は秋から冬にかけてです。5月から6月にかけては新ごぼうが出回り始めます。新ごぼうは細くて柔らかく、悪が少なくて味や香りもいいのが特徴です。
旬な産地は青森、千葉、北海道、茨城、宮崎などです。
【見分け方】
①土付きの物
ごぼうは洗ったり切ったりすると風味や栄養素が抜けやすくなるので、選ぶときは土付きのものがベストです。
②太すぎず中くらいのものを
ごぼうは太くなるとス(空洞)ができてくるので、中くらいのものを選ぶようにしましょう。太さで言うと10円玉くらいです。また、縦に亀裂の入ったものは鮮度が落ちているので選ばないようにしましょう。
③切り口に空洞のない物
ごぼうは時間が経ち水分が抜けてくると中にスが出てきます。断面を見て中に空洞があるものは避けましょう。
④ひげ根が少ない物
土壌の良い環境で育ったごぼうはひげ根が少ないものです。ひげ根の少ないものを選びましょう。
⑤表面が固く締まっているもの
触ってみて表面が固く締まっているものが良いです。水分が抜けてしまったものは、みずみずしさが失われ、触るとぐにゃっとした感触になります。
【栄養】
食物繊維が豊富に含まれています。リグニンは腸の運動を活発にして便秘や肥満を予防し、大腸がんの原因となる物質を体外に排出する働きがあります。
水にさらしすぎると栄養成分も抜ける
酢水にさらす際も長くさらしていると栄養成分も抜け出てしまうので短時間にしておきましょう。
アク抜きをして水が濁ってくるのはポリフェノールによるものです。栄養成分を保持するためにも水にさらすのは短時間で十分です。
【保存方法】
ごぼうは土付きのものが保存期間は長く、冷暗所ならば1ヵ月、冷蔵庫ならば2カ月保存できます。保存の際は新聞紙に包んで立てて保存します。
【すいか】
暑い暑い夏の日は何といってもすいかが一番ですよね!
すいかには大勢で浜辺で遊ぶすいか割りや夏休みの思い出、縁側でおばあちゃんが出してくれるすいか、小さいころ親戚のおばさんのうちで話すことが無くてすいかばかり食べてたらよっぽど好きなんだと思われてすいかをめちゃくちゃ出してくれて死ぬほど食べた記憶が懐かしく思い出されます。
すいかは日本の夏の原風景、夏とすいかは子供のころの思い出がいっぱい。1つのノスタルジーとなっています。
八百屋のころ夏に頻繁に聞かれるのがすいかの見分け方です。みんなよほど好きなのですね(^^)/
見分け方がわかればこの夏あなたはモテモテになれるかもしれません☆
【歴史】
すいかの歴史は古く、2500慢年前にアフリカの砂漠地帯で誕生したといわれています。当時のすいかは甘かったり苦かったりと味が安定していなかったようです。
栽培が始まったのは4000年前のエジプトだといわれています。
日本に伝わったのは諸説あり、ポルトガル人がかぼちゃと一緒に持ってきた問われていたり、平安から鎌倉時代に書かれた「鳥獣戯画」には縞模様のすいからしきものが見られることから、すいかは平安時代にやってきたのではないかという説もあります。
諸説ありますが、栽培が始まったのは江戸時代後期に入ってからです。その後明治時代に入るとアメリカやロシアなどから様々な品種が日本に導入されてきます。それらを交配して現在のすいかとなりました。
【見分け方】
①縞模様がはっきりしているもの
甘いすいかは縞模様の黒い部分が色濃く、緑色との境目がはっきりしています。よく見ると黒い部分が盛り上がっているようにも見えます。これはすいかの新鮮な証拠です。
すいかの場合、収穫時がおいしい時期で、その後2週間くらいは美味しさが維持されますが収穫した時から美味しさが低下してきます。
すいかの糖度は大体12℃位あれば甘いすいかといえます。
②たたいて音を聞く
完熟したものは「ボンボン」と澄んだ音がします。
未熟なものは「ポンポン」「パンパン」と高い音がします。
熟れすぎの物は「ボンボン」よりも低い音がします。
③弦が緑色で周りが盛り上がっている
すいかは完熟になるとツルの付け根より周りが盛り上がってきます。ツルの付け根がへこんでいないものは未熟と見ていいでしょう。ツルの付け根がくぼんでその周りが盛り上がっているものを選びましょう。
④お尻の部分が大きいものは食べごろを表します。
お尻の部分が大きいほど、今が食べごろです。逆に小さいものほどこれから数日して完熟することを意味します。逆におへその部分が小さい物は日持ちすることを表しています。
【栄養】
すいかには血流状態を改善してくれるシトルリンというアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。また、新陳代謝を促し、肌の健康を保つビタミンAや活性酸素を除去する力の強いリコピンなども豊富に含まれています。
【パイナップル】
1年中買えるパイナップルですが、完熟のパイナップルは甘くてジューシーでとてもおいしいですよね。
でも完熟ではないパイナップルはすっぱくておいしくありませんよね。
今回はパイナップルを一番おいしく食べられる頃と美味しいパイナップルの選び方を紹介します。
【見分け方】
①しもぶくれ形をして全体的に丸い
お尻の部分がふっくらとしたしもぶくれ形が良いとされています。
パイナップルは下の方に甘みが集まる性質があるので、しもぶくれしているという事は、甘さが強い傾向にあります。
そこにカビが生えてないかもチェックしてみてください。
収穫してから時間が経ってしまったものはカビが生えてしまったり、傷んで軟らかくなってしまう事があるそうです。
②甘い香りがしてお知りに弾力を感じる
完熟した果実は甘い香りが漂っていたり、お尻の部分に少し弾力を感じたりします。果皮が乾燥しているものや、葉が枯れているもの、軟らかすぎるものは鮮度が低下しているので避けましょう。
③ツブツブが小さい
本体のつぶつぶの部分は花が咲いた後で細胞が密に詰まっているのでイボイボしたゾーンが大きい物より小さい物の方が確実においしいです。
④葉っぱ部分全体が小さい
葉っぱに栄養が取られないで実に栄養が行っている証拠です。
【パインは追熟しない】
パインは追熟しませんが、2~3日すると果肉が柔らかくなり、酸味が減少したり、緑色だった果皮が黄色みが買ったりすることがあります。
しかし、収穫後に置いておいても、糖度が上がるという事はなく、あまり日持ちもしません。
【果皮が緑色でも完熟していれば甘い】
パイナップルは果皮の色では少し判断しずらいことがあります。緑色のものは未熟だと思われがちですが、緑色でも甘くて完熟しているものもあり、逆に果皮が黄色くても酸味が強いこともあります。
ただ、酸っぱいパイナップルを見分けるのはなかなか難しいので香りと弾力をチェックしてみてください。香りや弾力が同じくらいであれば、黄色いほうが酸味が少ない可能性があるのでその時は黄色い方を選ぶとよいかもしれません。
【一番甘い部分は?】
パイナップルの一番甘い場所は、お尻の部分になります。
甘い成分が下にたまるからだと思われます。
【保存方法】
丸ごと保存する場合は新聞紙に包み野菜室に入れるか、入らない売は風通しの良い冷暗所がオススメです。できれば葉は下にして保存するとよいです。このようにしておくとパイナップルの下の部分にたまった甘みが全体に行き渡りやすくなります。
【栄養】
ビタミンB1が豊富に含まれているので新陳代謝を促し、疲労を回復させる働きがあります。また、クエン酸も豊富なので、消化を良くする働きもあります。
食物繊維も豊富で、りんごの1.5倍含まれているといいます。便秘の予防や消化にも良いです。
【メロン】
食卓に出るとテンションが少し上がりませんか?
高価で時々しか食べられないメロンですが、同じ食べるなら食べごろを逃したくないですよね。
おいしいメロンの見分け方については知っているようで知らないもの。メロンの種類と食べごろについて詳しく解説していきます。
ちなみに有名なアンデスメロンって「安心です。メロン」の意味だそうです。
【見分け方】
①網目模様が盛り上がっているもの
表面に網目あるメロンの場合、網目が盛り上がって均一に張っているものが良いです。品種にもよりますが網目の細かさは生育温度に左右されるのでメロンの甘さにはあまり関係ありません。
②均整の取れた球形であるもの
縦型ではなく、きれいな丸であるものが良いです。
③メロンのお尻に弾力を感じるもの
メロンのお尻下部のところを指で押してみて、少し弾力を感じたところが食べごろです。
※補足ですが収穫したてのメロンは本当のおいしさを感じることはできません。追熟することで糖度自体に変化はありませんが豊潤さが加わり青臭さが抜けてくるのでおいしく感じます。
④ツルの付け根の部分をチェック
ツルの付け根にひびが入ってくると食べごろになります。お知りに弾力を感じるまでいくとメロンの上部は食べごろでも下部は過熟気味であることがあります。見た目でわかるのでこちらがオススメです(^^)/
【追熟方法】
収穫したばかりのメロンはまだおいし香りもなく、青臭さが残って食べられません。収穫後時間が経つにつれ、青草実から追熟してだんだんメロン本来の甘い香りが立ってきます。
1.常温で(20~25℃位)で追熟
2.冷暗所 日が当たらない場所に置く。
3.目安は収穫から1週間ほど(個体差はあります)。
【保存方法】
メロンは冷やしてしまうと糖度が下がってしまうのでなるべくなら食べる2時間前くらいに冷やすのがよいでしょう。
【メロンの種類】
メロンは果肉の色によって「赤肉」「青肉」「白肉」に分けられます。青肉ではアンデスメロンやアールスメロンが有名です。赤肉では夕張メロンやクインシーメロン、白肉ではホームランメロンがあります。
また、網のありなしによって「ネット系」「ノーネット系」に分けられます。
青肉のメロンは甘みがあり、あっさりしています。
赤肉のメロンは甘みもありますがコクもあります。
【ツルありとツルなし】
メロンはツルがあるだけで高級メロンという印象が感じられますね。
ツル付きのメロンは栽培方法も違うのですが、収穫する際にツルなしのメロンは切り取ってしまいます。
ツル付きで出荷する場合にはそれなりに大きな箱が必要だったり、ツルを痛めないような配慮がしてある段ボールが必要だったりとコストがかかってしまいます。
そういったコストが安いメロンにとって割高になってしまうため、扱いやすいボール状で出荷されています。
【アボカド】
意外と見極めがわからないアボカド。
とろりと美味しさを堪能するにはちょうど良いタイミングで食べたいですね。ぜひ、ベストな完熟期を見極める目を養いましょう。
【見分け方】
①色・形のチェック
軟らかくとろりとした食べごろのアボカドの見分け方は、濃い緑色から黒色へと追熟していること。黒すぎるものは熟しすぎているのでご注意を。
②へたをチェック
ふっくらとした形でハリとつやのあるもの。実はへたと皮の隙間があると、そこから縮むことがあります。ヘタが取れているものはへた周辺の果肉が変色している可能性があります。
③硬さをチェック
固すぎず、適度な弾力があるものがオススメです。傷みやすいのでそっと確かめてください。最近は食べごろシールが貼ってあるものもありますので確かめてみてください。皮に張りとつやがあり、ふっくらとしたきれいな形をしたものが良品です。
※たまに追熟加工済みとシールが貼ってあるアボカドを見ることがあります。このアボカドは即食べられる状態で店に納品されています。上手に加工されています。コクがあってかなりおいしい☆
お店で見つけたら即ゲットです。
【食べごろにする方法】
アボカドを食べごろにするにはリンゴやバナナと一緒に袋に入れることでエチレンガスの効果でアボカドが柔らかくなるといわれています。
アボカド自体からもエチレンガスが出るので複数個買ってきたらまとめて袋に入れて保存することをオススメします。
【アボカドを変色させない方法】
アボカドは茶色に変色しやすいので注意が必要です。防ぐためにはレモン汁が知られていますが、酢でも大丈夫です。
オリーブオイルを表面に塗っておくのもいいようです。
【栄養】
アボカドは食物繊維が豊富でアボカド1個で御坊1本分の食物繊維が摂取できます。
他にも不飽和脂肪酸が含まれていて血中の悪玉コレステロール値を下げます。
リノール酸リノレン酸が含まれ、アボカド半分で1日の所与量を十分摂取できお肌を乾燥から守ってくれまるセラミドを作り、お肌をツルツルにしてくれます。皮脂の健康を維持するビタミンB2、B3も豊富に含まれています。