【すいか】
暑い暑い夏の日は何といってもすいかが一番ですよね!
すいかには大勢で浜辺で遊ぶすいか割りや夏休みの思い出、縁側でおばあちゃんが出してくれるすいか、小さいころ親戚のおばさんのうちで話すことが無くてすいかばかり食べてたらよっぽど好きなんだと思われてすいかをめちゃくちゃ出してくれて死ぬほど食べた記憶が懐かしく思い出されます。
すいかは日本の夏の原風景、夏とすいかは子供のころの思い出がいっぱい。1つのノスタルジーとなっています。
八百屋のころ夏に頻繁に聞かれるのがすいかの見分け方です。みんなよほど好きなのですね(^^)/
見分け方がわかればこの夏あなたはモテモテになれるかもしれません☆
【歴史】
すいかの歴史は古く、2500慢年前にアフリカの砂漠地帯で誕生したといわれています。当時のすいかは甘かったり苦かったりと味が安定していなかったようです。
栽培が始まったのは4000年前のエジプトだといわれています。
日本に伝わったのは諸説あり、ポルトガル人がかぼちゃと一緒に持ってきた問われていたり、平安から鎌倉時代に書かれた「鳥獣戯画」には縞模様のすいからしきものが見られることから、すいかは平安時代にやってきたのではないかという説もあります。
諸説ありますが、栽培が始まったのは江戸時代後期に入ってからです。その後明治時代に入るとアメリカやロシアなどから様々な品種が日本に導入されてきます。それらを交配して現在のすいかとなりました。
【見分け方】
①縞模様がはっきりしているもの
甘いすいかは縞模様の黒い部分が色濃く、緑色との境目がはっきりしています。よく見ると黒い部分が盛り上がっているようにも見えます。これはすいかの新鮮な証拠です。
すいかの場合、収穫時がおいしい時期で、その後2週間くらいは美味しさが維持されますが収穫した時から美味しさが低下してきます。
すいかの糖度は大体12℃位あれば甘いすいかといえます。
②たたいて音を聞く
完熟したものは「ボンボン」と澄んだ音がします。
未熟なものは「ポンポン」「パンパン」と高い音がします。
熟れすぎの物は「ボンボン」よりも低い音がします。
③弦が緑色で周りが盛り上がっている
すいかは完熟になるとツルの付け根より周りが盛り上がってきます。ツルの付け根がへこんでいないものは未熟と見ていいでしょう。ツルの付け根がくぼんでその周りが盛り上がっているものを選びましょう。
④お尻の部分が大きいものは食べごろを表します。
お尻の部分が大きいほど、今が食べごろです。逆に小さいものほどこれから数日して完熟することを意味します。逆におへその部分が小さい物は日持ちすることを表しています。
【栄養】
すいかには血流状態を改善してくれるシトルリンというアミノ酸が含まれているため、手足のむくみの改善効果が期待できます。また、新陳代謝を促し、肌の健康を保つビタミンAや活性酸素を除去する力の強いリコピンなども豊富に含まれています。