【パイナップル】
1年中買えるパイナップルですが、完熟のパイナップルは甘くてジューシーでとてもおいしいですよね。
でも完熟ではないパイナップルはすっぱくておいしくありませんよね。
今回はパイナップルを一番おいしく食べられる頃と美味しいパイナップルの選び方を紹介します。
【見分け方】
①しもぶくれ形をして全体的に丸い
お尻の部分がふっくらとしたしもぶくれ形が良いとされています。
パイナップルは下の方に甘みが集まる性質があるので、しもぶくれしているという事は、甘さが強い傾向にあります。
そこにカビが生えてないかもチェックしてみてください。
収穫してから時間が経ってしまったものはカビが生えてしまったり、傷んで軟らかくなってしまう事があるそうです。
②甘い香りがしてお知りに弾力を感じる
完熟した果実は甘い香りが漂っていたり、お尻の部分に少し弾力を感じたりします。果皮が乾燥しているものや、葉が枯れているもの、軟らかすぎるものは鮮度が低下しているので避けましょう。
③ツブツブが小さい
本体のつぶつぶの部分は花が咲いた後で細胞が密に詰まっているのでイボイボしたゾーンが大きい物より小さい物の方が確実においしいです。
④葉っぱ部分全体が小さい
葉っぱに栄養が取られないで実に栄養が行っている証拠です。
【パインは追熟しない】
パインは追熟しませんが、2~3日すると果肉が柔らかくなり、酸味が減少したり、緑色だった果皮が黄色みが買ったりすることがあります。
しかし、収穫後に置いておいても、糖度が上がるという事はなく、あまり日持ちもしません。
【果皮が緑色でも完熟していれば甘い】
パイナップルは果皮の色では少し判断しずらいことがあります。緑色のものは未熟だと思われがちですが、緑色でも甘くて完熟しているものもあり、逆に果皮が黄色くても酸味が強いこともあります。
ただ、酸っぱいパイナップルを見分けるのはなかなか難しいので香りと弾力をチェックしてみてください。香りや弾力が同じくらいであれば、黄色いほうが酸味が少ない可能性があるのでその時は黄色い方を選ぶとよいかもしれません。
【一番甘い部分は?】
パイナップルの一番甘い場所は、お尻の部分になります。
甘い成分が下にたまるからだと思われます。
【保存方法】
丸ごと保存する場合は新聞紙に包み野菜室に入れるか、入らない売は風通しの良い冷暗所がオススメです。できれば葉は下にして保存するとよいです。このようにしておくとパイナップルの下の部分にたまった甘みが全体に行き渡りやすくなります。
【栄養】
ビタミンB1が豊富に含まれているので新陳代謝を促し、疲労を回復させる働きがあります。また、クエン酸も豊富なので、消化を良くする働きもあります。
食物繊維も豊富で、りんごの1.5倍含まれているといいます。便秘の予防や消化にも良いです。