【メロン】
食卓に出るとテンションが少し上がりませんか?
高価で時々しか食べられないメロンですが、同じ食べるなら食べごろを逃したくないですよね。
おいしいメロンの見分け方については知っているようで知らないもの。メロンの種類と食べごろについて詳しく解説していきます。
ちなみに有名なアンデスメロンって「安心です。メロン」の意味だそうです。
【見分け方】
①網目模様が盛り上がっているもの
表面に網目あるメロンの場合、網目が盛り上がって均一に張っているものが良いです。品種にもよりますが網目の細かさは生育温度に左右されるのでメロンの甘さにはあまり関係ありません。
②均整の取れた球形であるもの
縦型ではなく、きれいな丸であるものが良いです。
③メロンのお尻に弾力を感じるもの
メロンのお尻下部のところを指で押してみて、少し弾力を感じたところが食べごろです。
※補足ですが収穫したてのメロンは本当のおいしさを感じることはできません。追熟することで糖度自体に変化はありませんが豊潤さが加わり青臭さが抜けてくるのでおいしく感じます。
④ツルの付け根の部分をチェック
ツルの付け根にひびが入ってくると食べごろになります。お知りに弾力を感じるまでいくとメロンの上部は食べごろでも下部は過熟気味であることがあります。見た目でわかるのでこちらがオススメです(^^)/
【追熟方法】
収穫したばかりのメロンはまだおいし香りもなく、青臭さが残って食べられません。収穫後時間が経つにつれ、青草実から追熟してだんだんメロン本来の甘い香りが立ってきます。
1.常温で(20~25℃位)で追熟
2.冷暗所 日が当たらない場所に置く。
3.目安は収穫から1週間ほど(個体差はあります)。
【保存方法】
メロンは冷やしてしまうと糖度が下がってしまうのでなるべくなら食べる2時間前くらいに冷やすのがよいでしょう。
【メロンの種類】
メロンは果肉の色によって「赤肉」「青肉」「白肉」に分けられます。青肉ではアンデスメロンやアールスメロンが有名です。赤肉では夕張メロンやクインシーメロン、白肉ではホームランメロンがあります。
また、網のありなしによって「ネット系」「ノーネット系」に分けられます。
青肉のメロンは甘みがあり、あっさりしています。
赤肉のメロンは甘みもありますがコクもあります。
【ツルありとツルなし】
メロンはツルがあるだけで高級メロンという印象が感じられますね。
ツル付きのメロンは栽培方法も違うのですが、収穫する際にツルなしのメロンは切り取ってしまいます。
ツル付きで出荷する場合にはそれなりに大きな箱が必要だったり、ツルを痛めないような配慮がしてある段ボールが必要だったりとコストがかかってしまいます。
そういったコストが安いメロンにとって割高になってしまうため、扱いやすいボール状で出荷されています。