野菜マイスター@ジェダイ鈴木 blog

元八百屋による野菜・果物の見分け方講座

【びわ】

5月~6月が旬の枇杷は水分を含みとてもおいしい果実ですね。

美容や健康にも良いフルーツのようです。

そんな枇杷ですができれば新鮮でおいしいものを選びたいですね。

おいしいびわの見分け方について紹介したいと思います。

 

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【見分け方】

果皮に張りがあり産毛が密集しているもの

収穫して日が経ったものは産毛が落ちて表面がつやつやしています。

 

左右対称のふっくらとした形をしているもの

ふっくらとしているものは十分に成熟している証です。また、ヘタがしっかりしているものかどうかも見てください。

 

果皮が濃いオレンジ色に染まっている

濃いオレンジ色をしているものはしっかりと熟している証拠です。

 

【保存方法】

びわは完熟に近い状態で出荷されるので追熟の必要がありません。購入したらすぐに食べきるようにしましょう。低温に弱いので常温保存が良いとされています。

 

【食べ方】

びわは手で皮をむき、果肉の実を食べるフルーツです。皮をむくときは、へそのある方から剥くと簡単に剥けます。種の周りの渋皮には渋みがある可能性が高いので一緒に取り除きます。

 

びわの種】

びわを食べていると大きな種が何個か入っていますよね。

つい捨ててしまいがちですが、実よりも栄養素が含まれているそうです。

びわの種を食べやすくする方法があります。

 

皮をむき、フライパンでいります。

炒ってしまえば皮がついたそのままでも食べられるそうです。

言ったびわの種は比較的食べやすく、癖になってしまう人も多いようです。

10個程度にとどめておいた方が良いという情報もあったので気を付けたいですね(^^;)

 

【栄養】

びわにはβカロテンの含有量が非常に多く、100g中810mgも含まれています。これは果実の中でもとても多い方です。