野菜マイスター@ジェダイ鈴木 blog

元八百屋による野菜・果物の見分け方講座

世界にある珍しい果物①

以前、世界にある珍しい野菜を紹介しましたが今回は

「果物」です(^^)/

皆さんは南国のフルーツをどれくらい食べたことがありますか?

見た目や中身が不思議なフルーツが世の中にはたくさん存在します。

見たことの無い果物って意外と多いんですよ。

見た目がちょっとあれだったり人の味覚を変えてしまうものだったり。

今回は南国の果物の魅力を紹介していきたいと思います(*'▽')

 

マンゴスチン

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原産国:マレー半島

 

これは名前くらいは知ってる人も食べたことがある人もいるんじゃないかと思います。

「果物の女王」とも呼ばれているトロピカルフルーツで世界三大果物ともいわれています。

強い甘みとさわやかな酸味があって上品な味わいがあります。

基本的に傷みが早い果物なので数日で劣化してしまいます。

私は昔父親が中国に住んでた時に食べたことがあったんですが凄くおいしくてハマってそればっか食べてました。

 

チェリモヤ

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原産地:コロンビア、エクアドル地方のアンデス山脈

原産地では日本でいう柿のようにありふれた果実のようです。

味は甘みが強く柔らかく滑らかな食感で淡い酸味があります。バナナ風味やパイナップル風味などいろんな果実に例えて表現されているそうで、その味わいは「森のアイスクリーム」とも言われているそうです。

食べごろを間違えると青臭かったり、苦かったりするそうです。

私は沖縄に行ったときチェリモヤを親にして作られた「アテモヤ」という果物を食べたのですが見た目はそっくりです。露店のおばちゃんに今すぐ食べられるものを選んで切ってもらったんですが凄くおいしくて感動して帰ってきました。

種がいっぱい入っていたのでうちの庭でもなるのかな?

東北だから無理か(^^;)

これは沖縄でも栽培されていて本州でも和歌山などで栽培がおこなわれているそうです。

 

ランブータン

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原産地:マレー諸島(といわれているが正確には不明)

大きさとしては3~8センチくらいでライチによく似たフルーツでちょうど小さめのライチの表面に、長いひげが密集したような外見をしています。

「ランブ」とはマレー語で「髪の毛」を意味します。

赤い皮には毛が生えていてちょっぴりグロテスクな果物で皮を剥くとつるんとした白い実が出てきます。

一口、口に含むと甘酸っぱさとみずみずしさが広がりライチを連想させるそうです。

種は意外と大きいそうです。

日本でも石垣島で栽培に成功しているそうです。

 

ニッパヤシ

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実はこんなナタデココみたいな感じ

原産地:東南アジア・オーストラリア

ぱっと見、とても果物とは思えない、鬼の金棒、もしくはオラオラ振り回す武器のようなこの形、マングローブ植物です。

見た目がイカツイ直径30センチほどのニッパヤシのみですがこれは一つ一つの実が集合して出来た集合体だそうです。

果肉はプルンとした半透明でナタデココのような食感だそうです。

味はそのままで食べるとおいしくもないし不味くもないらしく、甘みは少ないのでベトナムでは濃い砂糖水に漬けて冷蔵庫で寝かせて甘みをしみこませて食べるようです。

日本では西表島だけで栽培が確認されているそうなのですが国の特別天然記念物に指定されている希少な植物なので食べたい方は現地に行って食べてきてください。

 

 今回は4品紹介しました。

いかがでしたでしょうか。

現地では普通に食べられるものだそうです。

食べたい方はぜひ現地に赴いてみてはいかがでしょうか?

世の中にはおそらくもっと見たことの無いフルーツがあるでしょう。

また紹介していきたいと思います(^^)/