【オレンジ】
1年を通してみないことがないオレンジですが、単にオレンジといっても3種類に分かれます。実は種類によって見た目も味も変わっています。
そこで今回はオレンジの種類とその違い、見分け方について紹介していきたいと思います。
〇種類
ネーブルオレンジは果頂部におへそ(ネーブル)のようなくぼみがあることからその様に呼ばれています。
甘みが強く、濃厚な風味があります。バレンシアオレンジより甘みが強く、加工後の劣化が早いことから生食用が向いています。後味が良く、香りもあります。
味は酸味が強く、さっぱりしており、スパイスのような芳香があります。果肉も粒が詰まっていて締まりがあり、ジューシーです。他のオレンジより締まりがあり房取りがしやすいのが特徴です。加熱しても味が変わることがないため、ジュースや加工食品に使われることも多いです。
・ブラッドオレンジ
名前にあるブラッドのごとく果肉が赤いのが特徴です。ブラッドオレンジには酸味より甘みが強くジューシーで皮が薄く剥きやすい「タロッコ種」と甘みと酸味のバランスが良く調和されており、深みのある味わいの「モロ種」があります。
〇見分け方
①全体が濃いオレンジ色で皮に張りとツヤを感じるもの
太陽をたくさん浴びて成熟すると鮮やかなオレンジ色になるので、色の薄い物よりは濃い色の方がオススメです。
②果皮が滑らかで薄め
皮は暑い物よりも、薄くて滑らかなものが良いでしょう。皮が厚すぎるものやきめが粗いもの、ふかふかとしたものは食味が落ちていることがあるので避けたほうが良いです。
③持った時に重量感がある
手で持った時に重みを感じるかもチェックです。同じ大きさでも軽いものは水分が少なく、果肉がパサパサしていることがあります。
〇保存方法
基本的に冷蔵庫の野菜庫に入れていれば結構持ちます。1週間から2週間は大丈夫です。