野菜マイスター@ジェダイ鈴木 blog

元八百屋による野菜・果物の見分け方講座

【トマトの見分け方】

野菜の中で特に人気が高いのがトマトです(^^)/

トマトはうまみ成分であるグルタミン酸が豊富に含まれ生食だけではなく加熱調理にも向いていて様々な品種が栽培されています。

最近では糖度の高いものが人気でフルーツと同じくらいの糖度のあるトマトも出てきています。

今回はトマトのおいしい見分け方と特徴、栄養、保存方法などを紹介します。

 

▼見分け方

ポイント①

固く締まっていて丸みのあるものがオススメです(^^)/

果実が角張っているものは中が空洞なことが多いです。柔らかいものはゼリー状になっていることがあります。

ポイント②

色ムラがなく赤色で均一な色なものがオススメです。白い斑点があるものは水っぽいので注意が必要です。

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トマトにある白い点

ポイント③

トマトはへたの反対側のてっぺんから白い放射状に延びてるものが星形になったようなもの(スターマークといいます)ほどおいしいです。

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放射状に出た白い線(スターマーク)

ポイント④

トマトは完熟しすぎると柔らかくなって甘みも薄れてしまいます。大玉トマトも中玉トマトも表面化固くずっしりと重たいものを選びましょう(^^)/

▼保存方法

熟したトマトは常温で保存すると栄養価がどんどん落ちてきてしまいます。また、低温にも弱く低温障害と言って実がぶよぶよしてきて味や食感が落ちてきます。冷蔵庫の野菜室がちょうどよい保存の温度です。ポリ袋や新聞紙で包むなど重ならないようにして保存がオススメです(^^)/

保存期間は4~5日目安です。

実が青いトマトを買ってきた場合は常温で2、3日ほど置き、赤く売れてきてから冷蔵庫で保存するようにしましょう。

※冷凍保存や加工しての保存もできます。

使うときは解凍してからトマトソース、煮物料理などにも使います。トマトケチャップやトマトソースなどに加工して冷蔵庫で保存もできます。

 

▼トマトの栄養

トマトの赤い色素はリコピンと呼ばれるもので抗酸化力があり、肌に働きかける効果があります。

美肌効果や風邪予防に役立つビタミンCや廊下を抑制するビタミンEやカリウム、食物繊維などをバランスよく含んでいます(^^)/

私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を参加させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかってきたので抗酸化作用を持つリコピンに注目されています。

リコピンを上手にとるには

生野菜からは非常に低く生のトマトより加工品のほうが2~3倍リコピンを吸収しやすいです。また、油を使った料理でも比較的熱に強い性質を持っているリコピンの吸収性は高まります。

効率的かつ十分にとるには生のトマトだけに頼らずトマト加工品を利用するのが賢い方法かもしれませんね(^^)/

 

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