野菜マイスター@ジェダイ鈴木 blog

元八百屋による野菜・果物の見分け方講座

【ももの見分け方】

今回は夏の果物「もも」について紹介していきたいと思います。

実は「もも」は採れる時期によって品種が変わってくるんで固さや特徴が若干変わってくるんですよ(^^)

スーパーでよく見る「もも」は品種も書いていないのでわからないですが、そうなんです(^^)/

 

▼ももの見分け方

ポイント①

主に「もも」の枝の付け根の反対側に当たる部分に点々(果点といいます)があるのは熟している証拠です。

太陽をしっかり浴びると甘くなります。果点が全体に散らばっていると甘い確率が高いです

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果点のあるもも

ポイント②

形が左右対称で丸みのあるものがオススメです(^^)/

比較的横長のものは種から傷んでいる可能性があるので避けたほうが良いです(そういった品物は店に出る以前に農家さんや選果場で弾かれてしまうので市場に出回ることはないとは思いますが(^^;))

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左右対称で丸みのあるもも

ポイント③

赤っぽい色の濃い桃のほうが甘みが強くておススメです(^^)/

ポイント④

枝の付け根の部分が白いものがオススメです(^^)/

もともとは青くなっているのですが熟してくると白く変わってきます。

ポイント⑤

表面全体に産毛がありしっとりしているものがオススメです。

また、ほんのりと香りの広がるものがオススメです(^^)/

 

▼保存方法

「もも」は傷みの早い果物です。比較的早く召し上がられのが良いでしょう。

基本的には常温で保存することをオススメしています。

ただし、固い「もも」とやわらかい「もも」とで好みに合わせて保存方法が若干違いますので好みに合わせて調整することもできます。

品種によって違いますが固い「もも」を柔らかくしたい場合は2日~3日ほど常温で保存しておくことで柔らかい桃になります。

すでに柔らかめのももはそのままにしておくと傷んでしまう恐れもあるので新聞紙などでそっと包んで冷暗所や日陰など風通しの良い、涼しい場所で保管するかお早めに召し上がられるのが良いでしょう。