【ズッキーニ】
ズッキーニはその容姿からきゅうりの仲間だと思われがちですが、実はかぼちゃの一種でメキシコやアメリカ南部が原産の夏野菜です。
日本では1980年ごろから少しずつ認知度を上げていきました。
その甲斐あってか最近では一般的なスーパーでも当たり前に売られるようになり、レストランへ行かなくても身近な野菜としてズッキーニを食べる習慣が確立し始めています。
【出荷時期】
日本では長野県と宮崎県で最も多く生産されており、この2つの地域だけで生産量の6割を占めています。
ハウス栽培が盛んな宮崎県のズッキーニは初春から初夏にかけて露地栽培が盛んな長野県の物は初夏から秋にかけて出回ります。
【見分け方】
①切り口が変色していない
ズッキーニは時間が経つと切り口が変色して、しおれてきます。切り口が変色しておらず、みずみずしいものを選びましょう。
②ピンとハリがあってつやがある
ズッキーニは古くなってくると柔らかくなり、しなしなとしてきます。部分的にでもしなっとした部分があると傷みつつあります。
③大きすぎず太さが均一なもの
ズッキーニは太すぎると中に空洞ができてしまう事があります。大きすぎなくていいので、太さが均一の物を選ぶようにしましょう。
④持った時に重みのあるもの
【緑と黄色】
ズッキーニには緑色と黄色があり、黄色のズッキーニは皮が柔らかいのでそのままかッとして生のままサラダで食べるのがオススメです。
そして、緑色のズッキーニは皮が固いので生で食べるよりも炒め物などにしたほうが食べやすいでしょう。
【保存方法】
ズッキーニは乾燥と低温が苦手な野菜なので購入後は新聞紙に包んで冷暗所に置いておくのがオススメです。
【栄養】
ズッキーニはカリウムをたくさん含んでいるため、老廃物を排出する働きが活発になり、高血圧やむくみの予防として効果があるといわれているそうです。
また、葉酸も含まれているため貧血の予防にもなるそうです。