【りんご】
「1日1個のリンゴは医者いらず」といわれるほどそれほどりんごには健康をサポートする栄養成分が豊富に含まれています。
りんご由来の「リンゴポリフェノール」は様々な成分で構成されています。
茶色く変色するのはポリフェノールが多く含まれているため。果肉が酸化しないよう「プロシアニジン」というポリフェノールの主成分が果肉を保護することで変色します。
【見分け方】
ポイント①
「いぼり」があるリンゴがおすすめです(^^)
「いぼり」とはりんご表面にあるデコボコのことです。生育不調?水分が落ちてる?と思われがちですがこれは完熟のシンボルで表面がつるりとしているりんごよりも糖度が高いのです。
ポイント②
表面がツヤツヤ、ペタペタしていないもの
表面がツヤツヤ、ペタペタしているものはりんご自身が自分の身を守るために出しているロウ成分です。これは早生のりんご「つがる」などに多いのですが、このロウ成分が出ているということは乾燥を防ぐためロウを出しているので古くなっている可能性があります。手にとってべったり手にロウがついてしまうようなりんごは中身が「ミソ」になっている可能性があるのでおすすめしません。
ポイント③
「ツル割れ」しているものは甘い!
ツルが生えている部分がぱっくりと割れているりんごは避けてしまいがちですが実はこれもしっかり熟している証拠です。ツル割れを直そうとしてりんごは必死に甘くなるのだそうです。
ポイント④
ミツ入りのりんご
葉が光合成を行い、デンプンと等の一種であるソルビトールを作り、果実に運ばれます。ソルビトールが大量に運ばれると、通常は空気が詰まっている果実の細胞と細胞の間につまります。これがミツです。ソルビトールは等としては甘みはありませんが熟度が進むとこの状態になるので完熟したものの目安になります。
【ミソりんごの見分け方】
ミソりんごはモソモソしておいしくないですよね(^_^;
ミソりんごはりんごを指ではじいたとき、「コン」と高い音がするのは新鮮であり、鈍い音がするのは鮮度が落ちている証拠です。
【保存方法】
りんごは乾燥に弱い果物です。冷暗所、できたら冷蔵庫の野菜室がおすすめです(^^)
りんごはおいしさを保つためにポリ袋に入れて冷蔵します。りんごは熟成を促進するエチレンガスを多く放出するのでほかの果物と分けて貯蔵がおすすめです(^^)
【栄養】
ビタミンC
りんごにはビタミンCなどが含まれているので鉄分の吸収を高めてくれます。
また、りんごには高い整腸作用があり、すり下ろしたりんごは乳幼児の胃袋に優しく作用し、下痢や便秘にも有効です。
りんごに多く含まれているカリウムには、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があり、この働きが血圧の上昇を防いでくれます。
強い抗酸化作用があります。生活習慣病の予防、コレステロール値を下げて血流を改善、アレルギーの抑制に効果的で美肌効果もあるそうです。